親知らず

親知らず付近が痛い
親知らずが斜めに生えてきている
親知らずが気になる

こういった症状のある方はお早めに受診ください。

放っておくとどうなるか

放っておくとどうなるか

親知らずの痛みは早めの受診をおすすめしております。
痛みがある場合はひとつ手前の奥歯も虫歯になっているケースが多々あります。そうすると、抜歯処置だけでなく虫歯治療も必要となります。余計に手間も時間もかかってしまいますし、費用もひどくなればなるほどかかります。違和感を感じたら迷わず受診するようにしましょう。

当院での治療

骨を極力残す治療

骨を極力残す治療

当院では患者様の身体の負担を少なくするために極力骨を削らずに抜歯するようにしています。
これまでの経験を積んでいるからこそのテクニックや工夫がございます。CTも完備しておりますので、安全を配慮して治療を進めてまいります。
また、親知らずの抜歯はできるだけ早い方がいいです。
理想は20~30代の間をおすすめしております。理由としては若い時の方が骨が軟らかく、抜きやすくなっているため侵襲が少ないです。
ただ、親知らずを抜かないで残しておいた方が良い場合もあります。もちろん診療してからきちんと判断いたしますのでまずはお気軽にご相談ください。

親知らずを抜歯した方が良い場合

  1. 手前の歯と同じように生えてきているが、歯磨きが上手にできない場合。
  2. 中途半端に生えていて、歯の一部だけが見えている場合。
  3. 横向きに生えてきている場合。
  4. 骨の中に完全に埋まっているが、レントゲン写真上問題がある場合。
  5. 歯並びを悪くする恐れがある場合。

親知らずを抜歯しなくても良い場合

  1. 手前の歯と同じように生えてきていて、歯磨きも特に問題なくできる場合。
  2. 骨の中に完全に埋まっていて、レントゲン写真上、問題が無い場合。
  3. その他、特に悪影響を及ぼすことがないと判断された場合。

親知らずを抜かずに取っておくと、将来手前の歯が抜けてしまった場合にブリッジの土台や移植歯として使える可能性があります。

親知らず抜歯の手術時間

親知らず抜歯の手術時間

親知らずの状態にもよりますが、手術時間は30分~1時間半程度となります。単純なケースであれば、一般的な歯を抜くのと変わらず、簡単に抜けることがあります。しかし、「歯のほとんどが骨に埋まっている」「骨との癒着がある」または「歯の根の形状が複雑」といった場合、抜くのに多くの時間が必要です。穴が閉じるまでには約3ヶ月かかります。
基本的に抜いた後の骨は多少凹凸になります。

<手術手順>

  1. 親知らずの周囲を切開します。
  2. 生え方によっては、一度に抜くことができないので歯を分割することもあります。
  3. 歯と歯ぐきの間にエレベーターという器具を差し込み、歯を脱臼させます。
  4. 歯肉を縫合します。

後遺症・リスクについて

親知らずを抜いた後には
多少なりとも後遺症やリスクが伴います。

  1. 痛み:2~3日がピークで1週間程続くことがあります。
  2. 腫れ:2~3日がピークで1週間程続くことがあります。
  3. マヒ:抜いた方の口角付近、口唇、舌の知覚性、運動性のマヒが出ます。
    症例によっては、1~3ヶ月で治ります。長引くと治るまで何年もかかります。切ってしまうと一生治りません。
  4. 皮膚のあざ:2~3日ぐらい経つとあざが浮かんでくることがあります。
    青色になって黄色になって治っていきます。

精神鎮静麻酔について

精神鎮静麻酔について

子どもも大人も歯科治療に対する痛みへの不安や恐怖心がある方がほとんどです。主にストレスを制御する目的で使用され、痛みを十分に取ることはできません。痛みを伴う治療では、局所麻酔と併用することでほとんど痛みの無い処置が可能となります。
当院では「笑気吸入鎮静法」と「静脈内鎮静法」の2種類の精神鎮静麻酔を導入しております。
鎮静麻酔は全身麻酔とは異なり、うとうとやぼんやりすることはあっても、意識がなくなることはありません。自発呼吸のまま、治療中でも呼びかけに応じていただけます。ストレスによる血圧や脈拍の変動、心臓への負担も抑えられ、身体的に安定した状態で治療を受けていただけます。

笑気吸入鎮静法

笑気ガスを鼻から吸引する方法です。後述の静脈内鎮静ほど高い効果はありませんが、小さなお子様にも使用できます。なお、笑気ガスは体内で分解されることなく、そのまま治療後数分で体外へ排出されます。

静脈内鎮静法

腕の静脈からリラックス効果の高い鎮静薬を点滴します。笑気より高い効果があり、うとうとした状態あるいは入眠することで感覚を鈍らせて、痛みへの不安や恐怖心を和らげます。治療時間もとても短く感じられます。また健忘効果(治療中の記憶が残りにくい)もあるため、手術後は治療に対する嫌な記憶を覚えていない方がほとんどです。笑気では十分な効果が得られない患者様や、親知らずの抜歯、インプラント手術などに用いられます。

精神鎮静麻酔は
こんな方におすすめです

01
歯科治療が怖い方

歯科治療が怖い方

02
痛みに敏感な方

痛みに敏感な方

03
できるだけリラックスして治療を受けたい方

できるだけリラックスして
治療を受けたい方

04
基礎疾患をお持ちの方

基礎疾患をお持ちの方

05
嘔吐反射が強い方

嘔吐反射が強い方

06
長時間の治療予定がある方

長時間の治療予定が
ある方

07
注射が苦手な方

注射が苦手な方

リスクと対策

精神鎮静麻酔は、歯科治療の他内視鏡検査などでも用いられ、安全性が高く多くの患者様に使用されている方法です。しかし、リスクがゼロではなく、呼吸や血圧に影響する場合が稀にあります。そのため、鎮静法についての知識・経験を持った歯科医師の立ち会いとトラブル時に対応できる設備が必要です。
当院では国立病院機構の医療センター麻酔科での研修を経て、国立病院や公立病院で全身麻酔・精神鎮静麻酔を行ってきた歯科医師と、モニター管理に慣れた看護師が血圧や脈拍、心拍数などを常に監視することで全身管理を行い、安心安全な治療をご提供いたします。

contactお問い合わせ

ご不明点などございましたら、
きむホームデンタルクリニックへ
ご相談ください。

06-6711-5518

06-6711-5519

9:0012:00 × ×
13:0018:00 × ×

休診日:木曜・日曜 ※受付は診療時間の10分前です。

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